緋山酔恭「山水石美術館」 日本の美がここにある!! 久慈川石


久慈川石




久慈川は、福島県および茨城県を流れる久慈川水系の本流で

124kmを流れます

福島県と茨城県の県境にある

八溝山(やみぞさん・1022m)の北側斜面に源を発し

八溝山地と阿武隈高地の間を南へ流れ、茨城県に入って大子町

常陸大宮市などを経て、日立市と東海村の境界から太平洋に注ぎます

有数の鮎の釣場としても有名です





久慈川は、質のよい真黒石系統の石が出ますが

色がじつに特徴があります

墨黒というより、照りがよく、「銀ねず色」に光っているのです



また、瀬田川の金の梨地石のような質もあります

株木さんのお孫さんが、素晴らしい金梨地を拾ったことがあるそうです



他に、青の質のいい石も出ます





なお、久慈川は、関東では有数の瑪瑙の産地でもあります

津軽錦石のめのう
銀花石と能登銀石
その他のめのう






クリックすると写真が拡大表示されます






横23.5×高さ16×奥10  4㎏強







この石は、非常に硬質です

これだけ硬質の石にジャグレがあるわけですから

石肌に魅力があります


茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました












横41×高さ7×奥7  3.5g弱








この石は、ありそうでなかなかない形をしています

土坡石ですが

真ん中あたりに小山があって

それが景をよくしています



色は一番下の写真が実物に近く

銀ねずっぽい黒です



茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました










横22.5×高さ(台込)12×奥9  およそ4㎏










この石、双子山の名品です

ヤフオクをみていても判るように

双子山というのは、なかなか出てきません


このような硬質で照りがよく

景色のいい双子山は

とても得難い石と思います


茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました












横16×高さ(台込)4.5×奥3  221g




この石は、小品ですが

形がよく

質は、瀬田の上質の梨地真黒とそっくりです



茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました











横7×高さ(台なし)4.5×奥  174g




この石は小品ですが、質の良い真黒の丸石で

オイルは塗ってありません


茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました










久慈観音





横8×高さ(台込)26×奥6  1048g




この石も、完全な梨地にはなってはいませんが

瀬田川の金の梨地石のような質です


茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました











横22×高さ38×奥9  9㎏弱







この石は、良質な真黒石の心象石(抽象石)です

質はキンキンの硬さです


先に掲載した19cmの銀ねずが

ねっとりとした感じで、石質に粘りを感じさせるのに対し

こちらはキメが細かく、瀬田川の石と言われてもわからないくらいです



茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました





オイルを塗っての撮影です














横16×高さ10.5×奥7.5  1696g















この石は、柳屋ポマードを塗った状態よりも

そのままの方が味があります



茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました











横19.5×高さ(台込)10×奥7.5  1099g











この石は、長崎県の水石業者 佳石庵の中路さんからいただきました









笹 石






横8.5×高さ(台なし)14×奥5.5  499g







この石は、茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました


株木さんのお客さんがお亡くなりになり

株木さんのもとにきた石です



当初、下仁田菊花石と

久慈川の笹石の名品が入るはずでした


亡くなられた愛石家のご婦人より

株木さんのもとに石の買取の依頼があり

かつて、株木さんはこの人に

下仁田菊花石と笹石の名品を売っているので

それを引き取ってくるので楽しみにしていてくれとのことでした



ところが買取にいく約束日の直前

株木さんが骨折、入院となり


さらにリハビリ後、冬に入り

山越えして筑波までいくので

暖かくな.るまで延期のはこびとなりました



ようやく買取にいってくださったわけですが

下仁田菊花石と笹石は、そもそも葬儀のときに

水石仲間に抜かれてしまっていたとのことでした


下仁田菊花石と笹石ばかりでなく

株木さんが売って、記憶に残っていたレベルの石は

みんな抜かれていて

残っていたのは自採石ばかりだったのです




久慈川の笹石は、それまで観たことも

耳にしたこともなかったので

どのような石なのか、観てみたいと思って

楽しみにしていたのですが・・・



およそその一年後、株木さんが

この石を入手してくださいました


抜かれた石は、この石の倍くらいの大きさがあったとそうです



笹石は、とても希少のようで

あっても黒が薄く、模様がボケたものばかりだそうです








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