伊南川石 伊南川(いながわ)・只見川は、質、量ともに 東北最大の水石の産地と言えます なお伊南川の石が只見川に入りますが 阿賀野川までは一部しかいかないようです 伊南川は、福島県の会津地方南部を流れる阿賀野川水系の河川です 福島県南会津郡檜枝岐村の栃木県との境に位置する 帝釈山脈に源を発する実川(さねがわ)が 檜枝岐川(ひのえまたがわ)となり 南会津町で舘岩川と合流して伊南川と名前を変えます 北東へ流れ、徐々に北西へ向きを変え只見町で 尾瀬を源流とする只見川に合流します 只見川は、伊南川、野尻川、滝谷川を合わせ 福島県喜多方市山都町三津合で 阿賀川(阿賀野川)に合流するそうです 以下の石はすべて 茨城県結城市の水石業者 株木さんよりいただきました クリックすると写真が拡大表示されます 横29×高さ(台込)22×奥14.5 およそ13㎏ 色は、ほぼ黒ですが、青味があります 日本300名山 浅草岳(1586m)からみた 鬼ガ面山(おにがつらやま・1465m) 転写 転写 転写 鬼ガ面山は、南会津群只見の名峰です 本石は、鬼ガ面山を彷彿させる まさに伊南川・只見川の石としてふさわしいものです 横36×高さ14.5×奥20 およそ10.5㎏ 形としては完全ではありませんが 島形として観賞できます かなり硬質で、川ズレとジャグレとのバランスが絶妙で ボリュームもあります 横16×高さ(台込)27×奥13 およそ5㎏ この石は、岩峰の途中に橋がかかるところに おもしろさがあります なかなか実物の色がでません フラッシュ撮影したこの写真がいちお一番近い感じです 横25×高さ(台込)24×奥12.5 11㎏弱 横25×高さ(台込)24×奥12.5 11㎏弱 この石は、硬質のジャグレ石で 天場をもつ高土坡(たかどは)石です ジャグレ方が揖斐川石に似ています 横29×高さ11.5×奥17 7㎏弱 この石は、景はともかく 肌がおもしろく、とても硬質です よく見ると、この石も黒っぽい青の質に 水色っぽい緑の質が混在する 伊南川・只見川の特徴を具えています 横28×高さ17×奥21.5 およそ11.5㎏ かなり硬質です これだけ硬質の石が、掘られたようにジャグレている というのも珍しいです 横22×高さ23×奥16 およそ11㎏ この石は、質がいいばかりでなく肌が素晴らしいです 揖斐のジャグレに似ていますが 擦れのよさでは、優っており このような擦れと肌という2つの美点を あわせもつ石は 他の産地にはちょっとみられないと思われます 横19×高さ8.5×奥10.5 2554g 横30×高さ(台込)14×奥11.5 およそ4.5㎏ 横24×高さ20×奥14 およそ9.5㎏ この石の石質と色は 伊南川・只見川の典型的なものですが 肌に、イボがみられます このような肌の石は、伊南川・只見川では珍しいです 質は、かなり硬質です 色は、ほぼ黒ですが、青味があります
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