緋山酔恭「山水石美術館」 全国の水石・美石を紹介 秩父 赤古谷石


赤古谷石




幻の古谷と呼ばれている茶色系統の古谷石です

本やヤフオクに、ときおり赤古谷に近いものをみかけますが

とても赤古谷までいかないものです

赤古谷に近いものは秩父各所で拾えたようですが

真に赤古谷と呼べるものが拾えるのは、ごく限られた場所です




秩父の古谷に関しては、業者から入手したものはなく

全て底切りしていません





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横23×高さ26.5×奥17  12㎏強















富岡鉄斎の山水画を想わせます















横17×高さ10×奥7  922g

















横12×高さ9.5×奥7.5  1246g


この石はワックス仕上げをしていません

つまり谷にはこのような状態で転がっているわけです











横14.5×高さ(台込)17.5×奥14  およそ4㎏













横29×高さ(台込)7.5×奥10.5  1990g








連山と谷をもちます


台座は、関東随一と言われた 小黒さんの作です


紀州の古谷の台座なんかは、ごちゃごちゃ彫刻を入れて

主役である石が

ややもする台座に負けてしまっていますが

小黒さんのものはシンプルで、銘さえも入れません


それでいて、この上なく上品です












横11×高さ28.5(台込)×奥5  2428g





















横30×高さ14×奥18  9㎏強




明るい黄色の珍しい色彩の赤古谷です






谷をもつので

山塊と峡谷の景としてみています












横7.5×高さ(台込)16.5×奥7  773g




















横13×高さ(台込)36.5×奥6.5  2301g






















横22.5×高さ(台込)19.5×奥15  およそ8㎏




この石は、色が一様でないところが面白く

頭は皺(しゅん)が効いています
















日本200名山 越後三山最高峰 中ノ岳より見る

200名山 荒沢岳

私が最も美しいと感じた風景です






横22×高さ(台込)14.5×奥8.5  1918g




銘「光嶽」(こうがく)


台座は、関東一とうたわれた桐生の小黒さんの作です







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秩父の古谷石



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