緋山酔恭「山水石美術館」 七里さんの音声 菊花石・桜石の謎に迫る






【 基礎知識 】


七里さん撮影

山にあった桜石の原石



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七里さんが10年以上前に、山で見かけた原石で

100㎏くらいはあったと思われるそうです

現在は消滅しているそうです (おそらく砕けて散り散りになった)



桜石は、このような層状の構造をしていますが


所ジョージさんの番組で紹介された石

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桜石の不思議なのは、この層状の構造がどのようにできたのか?

ということだそうです


ネットで、地層の出来る過程について調べると

1、岩石が雨風や水の流れなどで風化や浸食され、土砂になる

2、土砂が川などによって運ばれ、海に入る

(海に流れ込むとき、大きい粒ほどはやく沈むため近くに堆積し

小さい粒ほど遠くまで運ばれる)

3、土砂が海底に堆積し、長い年月をかけて地層になる

とあります


要は、ある地質の層が何百年と堆積し

その上から、別の地質の層がまた何百年と堆積し

また、その上から、さらに別の地質の層がまた何百年と堆積し

ということの積み重ねでできるわけですが


桜石というのは、層状なのに

石全体が花(結晶)でできていることです


つまり、同じ地質でできていて、色のつき方だけが層状ということなのです


七里さんはかつて鉱物、パワーストーンのお店をなさっていた方なのですが

七里さんによると「これほど不思議な石はない」

「(学者の人で)誰も、この謎を説き明かそうとして研究している人がいない」

とのことです





以下、話にでてくる石たちです




ペルー産 フラワーアメジスト  転写





美濃金生山の紅更紗石 (紅孔雀石)





美濃金生山の紅更紗石 (紅孔雀石)





根尾 菊花石





根尾 菊花石





根尾 菊花石  グリーン母岩





根尾 菊花石






青森の錦珪化木は

1つあるいは1種類の樹木によって形成されているとは限りません

様々な樹木が折り重なって埋没し、熱変性を起こし

谷川などに転がって小さくなったものもあるわけです


この石は、木目の方向がぐじゃぐしゃです










大須の孔雀石




大須の孔雀石





白木の孔雀石





白木の梨地母岩の糸菊





荒川の梅花石





大須の孔雀菊花石





大須の孔雀菊花石





桜石そっくりなチャートの土岐





秋田の五城目孔雀石





2000年にマダガスカルで発見された

オーシャンジャスパー  転写






裏に雷光の模様のある

メノウ化された白木の桜石系統の石









紅加茂石





パワーストーン




ローズクォーツ (ピンク水晶)  転写




アメジスト  転写




ラピスラズリ 転写




インカローズ 転写




浄化用クラック水晶 転写




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